Exercise Memo・・・ネット際からのトップスピンストローク:Top Spin・・・次のメニューへTennisのHOMEへ戻る

ネット際から、低い打点(50cm以下)でフォアハンドストロークを打ってみましょう。
この練習の目的は、「ネットを越すためのスイング軌道を習得する事」・・・ですが、
振り慣れてくると、鋭い回転のトップスピンスイングを習得する事にもつながります。
ネット際3m程に近づくと、ベースラインから打つ時と較べ格段にネットの高さが感じられると思います。
ネットの高さ約1m。打点が50cmだと、落差50cm以上ボールを持ち上げる必要があります。
スマッシュなら打ちおろしが可能ですが、ストロークはどこから打つにせよ、必ず打ち上げる必要があります。


スイング軌道のイメージは、 右図Aです。
図では8で軌道が途切れていますが、実際はもう少し高い位置まで
振り上げます。
テークバックは、低い打点に合せて低く引き、インパクト(7)からフォロースルーへの軌道を高く(グリップが顔の高さ)持ってゆきます。
フィニッシュもコントロールが定まるまではラケットヘッドが真上を指すところまでで抑えましょう。
トップスピンは、ボールをつぶし、ガットに喰い込ませて上へ振り抜くとも言われていますが、バウンドの頂点から落下し始めたボールを打ち上げるには、やや上向きの面で、上へ振り上げる過程でヒットする事がトップスピン回転を得る必要条件です。ライジングショットであれば、やや伏せ気味の面でもOKです。
スイングが速いほど、強い回転が得られますから、テークバックも大きい方がスイングスピードは速くできますが、
まずはスイング軌道とインパクトポイントを習得することです。低くコンパクトに引きましょう。
実戦でも、ネットのそばで打つのはボレーかスマッシュ・・・とは限りません。
無理にローボレー、ハーフボレーにせず、ステイバックして打った方が良い時も結構あります。

ちなみに、インパクトの7⇒8で、上ではなく前へ振り出すと、全く逆のアンダースピン(スライス)回転となります。

以上・・・次のメニューへTennisのHOMEへ戻る