Exercise Memo・・・ジグザグボレー、最後はスマッシュ・・・次のメニューへTennisのHOMEへ戻る

ボレーさえ出来ればテニスは最高に楽しめると言うのがDJのモットーです。
この日の練習は、名付けて「ジグザグボレー」
☆ アドバンテージコート側のサービスラインからスタート。(右図A参照)
  1本面の球出しはバックサイド@へ。 2本目はフォアサイドAへ。
  3本目はバックサイドBへ。 4本目(絵はありません)はスマッシュで締めです。
☆続いてデュースコート側のサービスラインからスタート。(右図を左右反転して参照)
  1本面の球出しはフォアサイドへ。 2本目はバックサイドへ。
  3本目はフォアサイドへ。 4本目はスマッシュで締めです。
この練習は、一見、単にフォアとバックのボレーを交互に打つという
単純なものと思うかも知れませんが、
ダブルスゲームでのコートカバーリングを想定した実戦的な練習でもあります。
どう言うことか、右図アドコートでの練習を例に解説します。

サービスライン付近でのボレーは、
サービスダッシュ、リターンダッシュの際によく有る状況です。
その1本目のボールが、Aのバックサイド(左サイドライン側)へ来た訳です。
バックハンドボレーを返した時点(右図@)で、自陣のコートはセンター(AとBのあいだ)が空いてしまいます。
目敏い相手なら、当然次はセンターのオープンコートを狙って来ます。
そこで、2本目の球出しはセンターへと言う訳です。
センターへ寄ってフォアボレーを打った後(右図A)は、当然次はAのバックサイドにオープンコートが出来るので、3本目はバックサイド(右図B)への球出しです。そして充分にネットへ引き付けた上で、4本目で締めはロブ。
BとCもコートに立ち、3本目までは打ちっぱなし、4本目のロブは実戦ラリーを行います。
もちろんビギナーの皆さんには比較的容易に打てるイージーロブで決めてもらいますが、実戦ではそんなに甘いロブは滅多に上がりません。良くてジャンピングスマッシュ、大抵は下がらされて陣形の建て直しを迫られます。
@・Bでアングルボレー、A・Bでドロップボレーを積極的に狙ってみるのも良いですね。
技術的に大事なポイントは、ボレーでの「面のセット」です。
フォアに来たと判断した瞬間に、右足を斜め前に踏み出し、ボールの軌道に近づく。(バックなら逆)
ラケットは、踏み出した右足の膝の上、つま先より前へグリップをセットする。肘をたたまない様に。
そしてインパクトに向かって、左足を踏み込む。ラケットはインパクト後も面を残す。
インパクト後の地点に留まらず、オープンコートをケアするためのフットワークも重要ですね。

以上 ・・・次のメニューへTennisのHOMEへ戻る