Exercise Memo・・・2対1のボレーボレー・・・次のメニューへTennisのHOMEへ戻る

当研究室の、お馴染みの練習のひとつです。
一度に6人で行えるので参加者が多い時はアップがてらやってます。
センターラインで二分したサービスエリア内でA・B対C、D・E対Fがラリーを行います。
初級段階では、とにかくネットを越して返す事が先決ですが、面のセットの感覚が判って
きたら、相手の足元や二人の間、一人サイドのオープンスペースを狙ってみましょう。
実戦を想定し、浮かさない事。逆に、浮いて来たボールはしっかり決めに行きます。
この練習はフォームを固めると言うより、反応力を高める事が主眼になります。
故に逆説的に言えば、ボールを追う事に一所懸命になるあまりフォームがおろそかになりやすい傾向があります。とりあえずボールが返せると満足してしまいがちになるからです。
意識は常にフォーム・フォームと言い聞かせましょう。
具体的には、「広めのスタンス」「膝を折った低い姿勢(ボールを下から見るつもりで)」
「ラケットは最短距離でセット」「インパクト後は次に備えラケットを体の正面に戻す」
「振られたり踏み込んだあとはキープポジション」です。
また、足が動かないと、手だけで反応してしまいがちになります。
手だけの反応は、ラケットヘッドが必要以上に動くためコントロールミスにつながります。
ボレーは足で拾い、足で運ぶ。これを常に言い聞かせましょう。
シャドウテニスで効率的なフォームとフットワークを磨いて欲しいですね。

ボレー回し(∞ループ)

4人で行うボレー回しには、コースを切りかえるという意図があります。
飛んで来た方向へ返すのはある意味一番容易です。
ボールの軌道に面を正対させれば良い訳ですから。
飛んで来た方向ではなく、逆サイドへ切りかえるには、それなりに面を作る必要があります。
実戦でも、直前にボールを打った人へ返すより、動いていない人に配球する方が効果的なケースが結構あります。
この練習も、ターゲットエリアはサービスコート内です。
浮かさないように、オープンコートを見つけて振り回せれば実戦でも活きて来ます。
浮いたボールを出すと、自分ではなく隣に居るパートナーが痛い思いをする、
という所も実戦さながらです。

以上・・・次のメニューへTennisのHOMEへ戻る